Sさんは移植されてすぐ、予約なしで突然ご来院されました。他のクリニックでAIH7回と体外受精移植3回されていたのですが、山下湘南夢クリニックに転院して最初の体外受精移植です。「鍼灸や漢方はほとんど信じていないのだが…」最初に言われて言葉です。他で漢方と鍼灸はされていたようなのでこのように思われたようです。せっかくいらしてくれたのでやれることはすべてやりますとお話ししました。
移植当日
4分割の新鮮胚移植です。施術は骨盤内の血流をあげて子宮内膜をふかふかにするのと、からだの元気を補ってその元気が胚を分割成長させてくれるようにしました。
移植3日後
順調にいっていれば胚盤胞に成長しているはずです。子宮内膜はふかふかにしてあるはずなので、胚が内膜にくっつくよう施術をしました。
移植12日後
判定は(+)。一発ででました。hcgも156と問題なし。
8週2日目
つわりがピークのようで、体重も53→45キロまで落ちてきました。
9週2日目
クリニックを卒業です。こちらもいつもはここで終了なのですが安定期に入るまで続けたいとのことなので、戌の日に腹帯をまく頃まで診ることになりました。ケトン体は今のところ問題なしとのことでした。
10週目
産院に移っての検診です。ご主人が羊水検査を嫌がっているそうなので、出生前診断を横浜市大病院で受ける予定だそうです。
11週目
右卵巣の腫れが認められるが問題なしとのこと。ここから検診が2週間おきになりました。
15週目
つわりがあけた感じです。体重も47キロに増えてきました。
20週目
当院で最後の施術となりました。安定期まで診たのは本当に久しぶりでした。
無事に出産されますように。