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卵管水腫切除後の体外受精1周期で不妊鍼灸子宿りはりで妊娠

Mさんは第一子目をご希望。
「卵子の強化、血行改善」が目標です。
20代で子宮内膜症の開腹手術をされています(左右の卵巣嚢腫もあり)。
ご結婚後愛育レディースクリニック(神奈川県大和市)でタイミング法をされていたのですが、検査で両卵管の閉塞が見つかりました。
その後福田ウィメンズクリニック(神奈川県横浜市)に転院し、体外受精に切り替えてロング法で11個採卵できました。うち4個胚盤胞で凍結でき、3回移植して1度だけ陽性判定がでました(8週で流産)。

引っ越しなどの都合で山下湘南夢クリニック(神奈川県藤沢市)に転院してからは採卵5回、移植を4回しても妊娠せず、その間に以前手術を受けた病院で検査を受けたら左右の卵管に水腫がみつかりました。良好胚をもどしても妊娠しないので、採卵をしておいてから卵管の手術をすることになりました。
手術はメディカルパーク湘南(神奈川県藤沢市)でされました。左右のチョコレート嚢腫はそのままで卵管のみの処置です。
手術後半年で自然に月経が来るようになり、山下湘南夢クリニックで再度移植となりました。
この周期、鍼灸は月経4,12,17と19日目に施術し、17日目は移植2日前なので子宮内膜の血流をアップさせ、移植当日はすぐに着床するような施術をしました。
その1週間後に無事陽性判定をいただき、6週目で心拍確認、9週目で無事卒業となりました。

Mさんは半年間のお休みを含めると2年近く当院へ通院していただきました。子宮内膜症,チョコレート嚢腫と卵管水腫の3重苦でしたが、ねばりと根気を強く感じさせてくれる方でした。
無事にご出産されますように。

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